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あらいきよてる
横浜に詳しいソーシャルデベロッパー。神奈川宿の丘の上で、住宅型複合施設「しぇあひるずヨコハマ」運営 。近年は空き物件や商店街の活性化など、横浜市内外のまちづくりや地域プロモーションにも関わる。週末カメラマン。二児の父でアニメ・サブカル好き。
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みなさんは、桜木町と関内の間、横浜吉田町にある鶏肉店「梅や」をご存知でしょうか。
創業は1913年という、横浜で100年以上営業を続ける老舗の鶏肉専門店です。
「何だ、梅やさんなら知ってるよ!」
という方もいらっしゃると思いますが、違います!
今回訪れたのは、そちらのイメージとは打って変わって、2021年秋にオープンした
ブリト―専門店「UMEYA KITCHEN (ウメヤ キッチン)」なのです!
こちら店内ですが、完全にファーストフード店です。
そもそも、「ブリト―」を知らない人もいると思うので、簡単に説明すると、
ブリト―とは、小麦粉で作られたトルティーヤに鶏肉や野菜などの具材を乗せて巻いた料理のことで、メキシコやアメリカ南部などでよく食べられています。
見て下さい、この断面の密度!美味しそう!!
実は炭水化物の部分は少なくて、意外とヘルシーなんですよね、これが。
でもなぜ、ブリトー専門店なのか、とても気になります。
村田さんに経緯を伺うと、もともと会社として飲食部門を発展させたいという方針があり、コロナで本店の総菜や生肉を買って持ち帰るお客さんが増えたこともあって、テイクアウトやファーストフード的なノリで、新業態を企画したのが始まりとのこと。
当初は「焼き鳥丼」のようなメニューも考えていたようなのですが、あえてアジアンや西洋風に挑戦!
鶏肉をたっぷり使った「ブリトー」は新しくて良いのでは?ということになったそう。
しかし、「ブリト―」って、普通は鶏肉卸店の方がやろうとは思わないのでは???
よくよくお話しを伺うと、実は村田さん、「梅や」に入社したのは3年前で、
それ以前はフードトラックで、タコスなどを販売していたことが判明!!
社長もその経験を知っていて村田さんにダイレクトに声をかけたのだとか。
村田さんから放たれるオーラも、イベント会場で販売してそうな雰囲気を醸していますね!
そのノリで趣味を聞いてみると、釣り(三浦とか)とスケボーという応えが返ってきて、妙に納得しました笑
さて、ブリト―ですが、「テリヤキ」や「メキシカン」など5種類から選ぶことができます。
素材やサイズもカスタマイズできるのが良いですね。
開発にあたっては、フレッシュさを伝えることを大事にしました。
美味しい新鮮な鶏肉の魅力を最大限に引き出すこと。
ソースもできあいのものでなく、スパイスから調合していますので、時間が相当掛かります。
さらに成分表やアレルギーまで調べるこだわりっぷり。
素晴らしいです☆
実際、手に取って見ると、ずっしり重みを感じます。(コンビニおにぎり8個分くらいはありそう)
ラッピングやブリト―を入れるカゴまで、デザインに力を入れてることも見逃せません!
あと、ドリンクもフレッシュで美味しいです☆
お腹いっぱいのときはお茶だけしに来るのもアリかと。
実際、2階は窓側のソファー席とテーブル席があり、とてもゆったりしています。
以前は動物病院だったところをリノベーションしていて、オシャレな雰囲気ですね!
コンセントもWi-fiも完備で、食べながら仕事に使って欲しいのだそう。(言いこと聞きました笑)
ブリト―食べるなら、一番大きな口でガブっといくのが、味が偏らないのでおススメです笑
エプロンと帽子に☆マークがついているのですが、よーくみると「ウメヤ」になっていました☆
昔からの老舗から、新たなまちの☆にイメチェン!という意味が込められているとかいないとか笑
ちゃんとグッズとして販売してるブランディング力!恐れ入りました。。
「新メニューも月替わりで反応みて、どんどん作り上げて行きたい。
さらに、鶏肉でできる専門店として、「カオマンガイ」で2号店を出せたら」
と、笑顔で話して下さいました!
是非、お腹を空かせて食べに行ってくださいね!
UMEYA KITCHENの商品はNEW PORTでオーダーできます。
UMEYA KITCHEN NEW PORT店
Shop info/店舗情報
- UMEYA KICHEN(ウメヤキッチン)
- 住所
- 神奈川県横浜市中区吉田町6-3
- 電話番号
- 045-309-8552