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カレーのまきこ
横浜市都筑区在住 野菜とスパイスをテーマに家族の健康を応援する「マサラモア」主宰。 レトルトカレーを始め、横浜の素材を使った商品開発・販売をしており、 同時にマルシェ運営等で地産地消を広める活動に励む。 人とのコミュニケーションを大切にし、その場所となるお店も重要視している。 独身時代から美味しくて雰囲気の良いお店の発見には人一倍時間を費やしており、 友人からは、「よく次々と見つけられるね」と感心されていた。 起業するにあたりライティングを学んだことから現在ライターとしても活動している。
同じライターの記事一覧相生町通りを歩くと外にあるメニュー看板が目につき、狭い階段を昇って行きたくなるような店構え。
ここはドイツワインのお店です。
オープンは2016年。店内の印象と同じ、落ち着いた雰囲気のオーナーシェフ我妻薫(あづまかおる)さんは元CA。
このお店をオープンしようと思った経緯を伺ってみました。
日本に住むドイツ人の友人に誘われて、訪れたドイツで飲んだワインがきっかけとのこと。
CAというお仕事柄、各国でワインを飲んできた我妻さんが
「ワインってこんなに美味しいんだ!」
と心から感動されたそうです。それから毎年休暇を取ってドイツまでワインを飲みに。
日本でもドイツワインを飲みたいと思って調べてみたところ
“ドイツワインのお店”がなかなか見つからず、やっと見つけた神戸のお店まで行かれたことも。
そして「日本でお店が少ないなら自分が広めよう!」と、決心されたそうです。
我妻さんにドイツワインの魅力を伺ってみました。
「ドイツワインは白ワインが多く、とにかく果実の香りが豊か、全体のバランスが良くエレガントな風味があります。」
その白ワインにはリースリングという葡萄の品種がメジャーだそうです。
ワインリストはその日によって異なることがありますが、リースリングのワインは必ずおいてあるとのこと。
実際飲んでみたら、辛すぎず、甘すぎず、ほどよく酸味。更に伺うとリースリングという品種においては世界のブドウ生産量の40%ほどがドイツで作られているそうです。
赤ワインも頂いてみました。渋みが強くなく、後味に葡萄を食べたときの皮の部分の風味を感じました。
「どんなに作り方がよくても美味しい葡萄がなくては美味しいワインはできない。
葡萄が一番なんです!その美味しい葡萄はライン川周辺とその支流でつくられています。」
と我妻さんは熱く語ってくれました。
「アムライン」という店名はドイツワインにとって特別な存在である「ライン川」そのものだったのです。
お話を伺って色々勉強になります!
我妻さんはソムリエの知識とドイツ料理店での修業経験を活かしてお料理もワインに合うものをセレクトし、作られています。
一番人気の「はまポークの自家製ソーセージ」は我妻さんが地場の食材を使いたいと思ったことで誕生しました!
“はまぽーく”は横浜のブランド豚、スーパーではあまり見かけない貴重な食材。
臭みがなく、シンプルな味付けで肉の美味しさがダイレクトに伝わってきます。
白ワインとソーセージ!
ドイツワインの良さが出ている白ワイン。それに合わせたソーセージなのです。頂いてみるとどちらも強く主張してなくてお互いを引き立てている。
“はまぽーく”ファンの私としてはテンションアップの組み合わせでした!
アムラインにいらしたら是非この組み合わせを味わってもらいたい。
我妻さんのおススメはお一人様セット!
コロナで大人数で来るお客さんが減ったことで、お一人様対応にシフトされたそうです。
店内の席もカウンターを増やして6席。
このセットがびっくりするくらいお得でした。
一人飲みソーセージセットはワイン2杯とオードブル、はまポークソーセージも味わえますよ。
“エレガントなドイツワイン”と語る我妻さんからもエレガントという言葉がぴったりな雰囲気を感じました。
皆さんも是非ドイツワインと我妻さんに会いに行ってください。
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