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あらいきよてる
横浜に詳しいソーシャルデベロッパー。神奈川宿の丘の上で、住宅型複合施設「しぇあひるずヨコハマ」運営 。近年は空き物件や商店街の活性化など、横浜市内外のまちづくりや地域プロモーションにも関わる。週末カメラマン。二児の父でアニメ・サブカル好き。
同じライターの記事一覧2023年4月 、 JR関内駅前に関東学院大学の新キャンパスが 誕生したのを皆さんはご存知でしょうか? その大学の関係者がよく訪れるという噂のお店を取材しました。
そのお店の名は、「O’denbar うまみや 横浜関内」
都内にも数店舗お店がある「O’denbar うまみや」ですが、コチラのお店は関内の良さがギュッと濃縮されています。
お店がオープンしたのは2021年。新明賢司(しんみょうけんじ)さんは、店主になって7か月だそうです。もともと横須賀の出身で追浜の居酒屋で約7年間、独学で免許も取得しつつ、和食の料理人を目指し腕を磨いていました。
ベイスターズ通りから地下へ続く階段を下りてすぐお店があります。
こじんまりとした「隠れ家」感があるのが良いですね。
関内の特徴として、ハマスタの試合後に流れてくるお客様がとても多いこと。
実際に店内でも野球中継を行っているため ベイファンの人は 多く訪れるお店です。
そんなこともあってか、逆に試合に負けるとお客様の引きも早いのだそう。
ちょっと気温が高くなったこの日、まずは定番の生ビール。
グラスに「O’denbar」のロゴがちゃんと入っていて、思わず写真を撮りたくなります。
サラリーマンの街ということもあって、仕事帰りに飲みにくるスーツ姿の人も多い印象。
当然、ランチも混み合います。昼に混むときは夜も混むのが通例とのこと。
いきなり、おでんを注文するのも良いですが、実はうまみやさん、刺身など肴料理もとても新鮮で、季節の旬のものを使ったおつまみなど種類が豊富です。
ですので、 おでん本番の冬だけでなく、いつの季節も来て楽しむことができるでしょう。
こだわりのおでんは、北海道産天然昆布100%使用した関西の出汁。
お店に入った瞬間に、出汁のいい香りがふんわりと漂っているのが分かります。
それだけで幸せな気分です。
今回頼んだのは、おまかせ8種。
口にいれたとたんにジワっと染み出す出汁。
「あ~」と目を細目つつ、思わず溜息が出てしまいます。
どれもこれもうまみが詰まっていて、とても美味しい。
置いている日本酒は全国各地から厳選の銘酒で、13種類もあります。
基本は冬に食べたくなる料理なので、秋田など東北のお酒はおススメとのこと。
最初のビールが空いたら、ぜひ日本酒を注文しましょう!
「日本酒は少し苦手で・・・」という方に朗報。
なんとこちらでは、こだわりのナチュールワインも楽しむことができます。
さすがうまみやさん、さすが関内。
おでん以外の料理、日本酒にもワインにも良く合うので、ついつい箸が進んでしまいます。
ちなみに、店内は空調がしっかり効いているため、外は暑くても、おでんを食べるのにはまったく気にならない温度です。
賢司さんはじめ、スタッフさんはとてもフレンドリーな方ばかりです。
空いてる時間にカウンターに座ると、かつての屋台のような感じで、お店の人と会話をしながらおでんを楽しむことができます。
「関内のお客様は優しい人が多い。 みんなでワイワイ盛り上がっている、狭いところでも楽しそうな風景が好きですね。」
賢司さんは、これまで関内の街で飲むことは殆どなく日の出町の方にはよく行っていたそう。
釣りが好きで、追浜と野島をつなぐ「夕照橋」がお気に入りのスポットとのこと。
聞くと、賢司さんは関東学院大のOBで、荏原秀彰(えばらひであき)さんという社員さんも三浦の出身で、関東学院OBでした。
刺身が美味しくて、どこか三浦半島のほのぼのとした雰囲気があるのは、そのためだったのですね!
空間としては「隠れ家」的なお店ではあるのですが、通りにはよく目立つように看板が出ているので、迷わず辿りつくことができますよ!
夏も冬も、仕事帰りも試合帰りも、ぜひ軽く飲みにいってはいかがでしょうか。
Shop info/店舗情報
- O’denbar うまみや 関内
- 住所
- 中区常盤町2-12 ウエルス関内 B1F
- 営業時間
- 12:00~15:00 17:00~23:00