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カレーのまきこ
横浜市都筑区在住 野菜とスパイスをテーマに家族の健康を応援する「マサラモア」主宰。 レトルトカレーを始め、横浜の素材を使った商品開発・販売をしており、 同時にマルシェ運営等で地産地消を広める活動に励む。 人とのコミュニケーションを大切にし、その場所となるお店も重要視している。 独身時代から美味しくて雰囲気の良いお店の発見には人一倍時間を費やしており、 友人からは、「よく次々と見つけられるね」と感心されていた。 起業するにあたりライティングを学んだことから現在ライターとしても活動している。
同じライターの記事一覧中華街の外れにあるインド料理店「ナクシャトラ」は、素通りしてしまいそうな入口から狭い階段を上った二階にあります。最初訪れたとき、立地的にこのお店にお客さんは来るのかな?と心配になった程。
ところが店内に入ると思ったより広く、内装も個性的でお洒落、メニューも南インドの料理があってテンションアップ!
何度か訪れてオーナーさんがとてもフレンドリーなのがわかりました。
食事中も、「美味しい?」と声をかけてくれます。
今回取材に伺って、オーナーRavi さんのストーリーに触れることができました。
Raviさんは南インドの出身。
17年間ホテルマンとして働き、そのうち10年間はインドNo.1のホテルで勤務。
接客はもちろん、様々な国の料理も学ばれたそうです。
日本に来るきっかけはチャレンジ精神。
日本に行ってインドの食事を食べてもらいたい、特に南インドの料理を知ってもらいたい、という気持ちから。
しかし最初にオープンした西葛西でのお店は1年でクローズ。
その後は都内のインド料理店で店長として勤務。そしてインターナショナルの街、横浜に仕事先を変え、横浜カントリー&アスレチッククラブ(YCAC)で働くことになり、そこでの様々な国の多くの人たちとのご縁がRaviさんのチャレンジ精神を復活させることになります。
沢山の友人が「Raviのお店オープンを応援するよ」、「Raviのお店に行くよ」
と言ってくれたことでこの中華街でオープンすることを決心されました。
その時の友人がいつも来てくれるお蔭でコロナの時も乗り越えてこられたそうです。
話を聞いていて、Raviさんが多くの方から応援される人柄だということがよくわかります。
「ナクシャトラ」は北インドと南インドの料理が楽しめるお店です。
シェフは2人。こちらのお店のメニューや味を決めるのはオーナーのRaviさんだそうです。
その理由を聞くと、
「シェフが変わってしまってもお店の味を変えないため」
確かにお客さんにとっては気に入った味が続いてくれるのは嬉しいですね!
「お客さんには家に帰って来るみたいな気持ちで来て欲しい」
と仰っていました。
いつ帰っても同じ味が食べられる、いつもRaviさんに会える。
リピーターさんの多いお店こその言葉だなと感じました。
Raviさんのおススメは南インド料理だそうです!
「ナンとカレーはどこでも食べられます。ドーサやイドゥリなど南インドの料理を是非食べて下さい」
私も南インド料理大好きなので「はい!」と大きく返事しました。
こちらのお客さん8割は女性、週末は外国人、ファミリーも来られるそうです。
最後にこんな事も仰っていました。
「インドに行ったとき食べたあの料理が食べたいよ、と言ってくれたら作ります」
こんな嬉しいことはないですよね!
Raviさんは日本が、横浜が大好き、永住権も取得されたそうで、ずっと会えるのが嬉しいです。
皆さんも是非Raviさんに会いに行ってください!
そして是非おススメの南インド料理を楽しんでください。
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