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やさしい笑顔に会いに行きたい。まちのイタリアン「OREZZO 俺蔵」店主 荻原誠幸さん
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  • LOVERsライター
    片平 理子

    片平 理子

    2001年生まれ、横浜育ち。大学では環境学を学びながら、まちにいる人や居場所づくりに興味を抱き、まちの素顔を求め歩いている。「いつもの道がもっと楽しくなる」という思いを込めて、日常が楽しくなるさんぽを提案する一般社団法人あるっこで企画や広報を担当。週末はよく桜木町、関内を歩き、新しい景色やお店に目を光らせている。好きな食べ物はカレーとアイス。

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    横浜駅から電車で7分。

    石川町駅に降り立ち駅周辺を見渡してみると、建物の高さは全体的に横浜駅に比べて低めな印象。お店の大きさはコンパクトだけど独特な色があるお店が多い。

    今回はYOKOHAMA FOOD LOVERs ライターあらいさんにおすすめしていただいた、穴場のイタリアンに足を運んだ。

    Google mapを見ながら来たけど、どこだろう・・・?

    ここだ! ビルの地下に店を構えるOREZZO俺蔵に入ってみる。

    看板のイタリアの国旗色のワイン型が目印

    「いらっしゃいませ〜」と優しく出迎えてくれたのが、店主の荻原さんだ。

    お店はコロナ禍を経て、元町方面から石川町方面に移転したのだそう。

    「常連さんしかこないから、分かりづらいところだけど、来てくれるんだよね」と教えてくれた。

    「毎日ランチタイムに来てくれる常連さんもいる、ここはまちのイタリアンなんだ。」と飾らない姿が印象的であった。

    早速メニューを見てみよう。


    温かみが伝わる手書きのメニューはどれも美味しそうで、迷ってしまう。

    私は荻原さんのおすすめ、OREZZO風パスタと黒毛和牛のたたきを注文した。

    OREZZO風パスタ 1600円

    一口食べてみると、ちょうど良い麺の硬さとニンニクの香り、そして海苔の相性が最高だ。たっぷりの魚介が入っていて大満足だった。


    「このメニューはパンチを意識しているんです。ニンニク、魚介、海苔、味付けも少し濃い目にして若者が好きな味にしているんです。」と荻原さんは言う。

    黒毛和牛のたたき 1500円

    黒毛和牛の霜降りと刻み山葵がマッチして、満足感が高い一品。

    ピーチウーロン 600円


    元バーテンダーの荻原さんが目の前で作ってくれる。

    最後に、ずっと聞きたかった店名「OREZZO俺蔵」の由来を聞いてみる。

    「イタリア語でOREZZOは『そよ風』という意味で、もともと元町に店を構えていたときは英語表記のみでした。移転してからは和食をだすこともあったので、当て字で『俺蔵』とつけたんですよ」
    と優しく語ってくれた。

    終始穏やかな笑顔が印象的な店主の荻原さん


    地元に愛されるまちイタリアンOREZZO 俺蔵。

    ここに行けば、散歩するだけではわからない石川町の素朴な日常に触れることができるだろう。

    OREZZO 俺蔵

    住 所 横浜市中区石川町3-104-2 ライオンズマンション B1

    電話番号 045-225-9950

    営業時間 ランチ11:30〜14:30 / ディナー17:30〜翌2:00

    定休日 木曜日

    ヨコハマフードラバーズ装飾
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