- 関内・伊勢佐木町
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あらいきよてる
横浜に詳しいソーシャルデベロッパー。神奈川宿の丘の上で、住宅型複合施設「しぇあひるずヨコハマ」運営 。近年は空き物件や商店街の活性化など、横浜市内外のまちづくりや地域プロモーションにも関わる。週末カメラマン。二児の父でアニメ・サブカル好き。
同じライターの記事一覧横浜市新庁舎で2020年に「TSUBAKI食堂」をオープンした椿直樹さん。お店自体は比較的新しいですが、「ど根性キッチン」という横浜野菜を味わえる飲食店の運営をはじめ、「よこはまグリーンピース」の代表として、愛する地元横浜を、地産地消の代表都市にするための活動を20年以上続けています。
「二十四節気」という独自のテーマのもと、2週間ごとに変わるメニューや店舗の内装にもこだわり、移ろいゆく季節の変化や、みんなの横浜をもっと感じられるように至るところに工夫を凝らしています。和をベースした店内は、カウンターとテーブル席があり、キッチンがオープンになっているのが特徴です。
横浜野菜を全面に打ち出しているので、ヘルシーなメニューが豊富なのはもちろんのこと、牛ステーキとグリル野菜丼や、江戸前の大穴子の天ぷらなど、ランチとしては結構なボリュームも味わえるのが魅力的。
横浜市新庁舎のテナントということもあって、市の職員の方もランチ時間は多く利用しています。そして、お店のコンセプトから、横浜で地域活動している人ともバッタリ会うことしばしば(笑)
「横浜18区丼」というような、各区の素材を扱ったメニューの展開や、テイクアウトも充実しているのが嬉しいですね。
そうした取り組みの背景には、「市民の皆さんに横浜の食の魅力をもっと身近に感じてほしい。地域の人同士がつながり、結果として優しく温かい町、横浜になっていってほしい。」という椿さんの熱い思いが込められています。
この日、お店の入り口では「濱の八百屋」の三橋さんが、横浜野菜を元気よく売る姿も見ることができました。ただ食べるだけでなく、こうして会話をしたり、知らなかった横浜の食について学ぶことができるはとても良いですね!
TSUBAKI食堂の商品はNEWPORTでオーダーできます。