- 関内・伊勢佐木町
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あらいきよてる
横浜に詳しいソーシャルデベロッパー。神奈川宿の丘の上で、住宅型複合施設「しぇあひるずヨコハマ」運営 。近年は空き物件や商店街の活性化など、横浜市内外のまちづくりや地域プロモーションにも関わる。週末カメラマン。二児の父でアニメ・サブカル好き。
同じライターの記事一覧関内・弁天通りに、前から気になっていたお蕎麦屋さんがあります。その名は「横浜中村庵」今回は、そのオーナーの川本さんを訪ねました。
まずお店に入ると目を引くのが、ベイスターズの選手のサイン入りユニフォームや色紙。
こちらは、中村庵の以前のオーナーのコレクションだそう。
川本さんは2年半ほど前、ちょうどコロナの感染が拡大した頃、前オーナーが辞めるときに自分がやらせてくれ、と名乗り出たそうです。
よほどの強い思い入れや、つながりがあるのだと思い、ストーリーをうかがってみると
「たまたま知り合いで、ノリです笑」
と、意外にあっさりした回答が。
実は川本さんは、株式会社ドミトリーム・エンターテインメントという会社の代表をしており、イベントの企画・制作関係のお仕事をメインにされています。
具体的には、Jリーグチームのホームゲーム進行、タレントプロダクション、日刊スポーツのイベントなど。
「好きなのは野球ですが、仕事はサッカーばっかりです」
中村庵さんのお店のWEBページを見ると、天ぷらや煮付けなどの料理の写真が印象的ですが、夜は予約のみの営業でアラカルトなし。4名などの少人数でも貸し切りできるのが特徴なのだとか。
ランチは蕎麦+丼のお得なセット800円のみ。
シンプルで注文しやすいですね。
こちらは蕎麦と親子丼のセット。
蕎麦はこし強めでネギが刻んであるので、蕎麦によく絡むのが魅力的。
親子丼のたまごもフワッとしていて、ちょうどお腹いっぱいになるボリューム感なのが嬉しいです。
料理はキッチン担当の方、お二人で作っていて、川本さんはメニューづくりなど運営を担っています。
「オーナーとしてのこだわりは、そんなにないです」
と笑みを浮かべながら話す川本さん。
お店に立つことはあまりないですが、2階を配信イベントができるスペースに作り変えて、お笑いコンビ「スレンダーパンダ」のネタライブなんかをやっているそう。
しかも、このスレンダーパンダの「木谷カレー」(写真左)という芸人さん、中村庵でアルバイトもしていて、シフトが入っているタイミングなら、普通に会うことができます。
また、渋谷のスクランブル交差点付近に出没するという噂の「ロックマン芸人」ロック杉本さんもお店で働いています。
馬車道ご当地アイドルとしスタートし、今は神奈川県全体で活動を展開する「ポニカロード」のメンバーもお店に立ったことがあるなど、お蕎麦を食べにいくのはもちろんのこと、お笑い芸人たちに会いにいく目的で訪れるのも面白いですね。
川本さんは、「関内フード&ハイカラフェスタ」という年に2回のイベントにも、当日の音響、配信、ディレクションなどで関わっています。
「関内に行こうと思えるものを作れるか。日曜日は本当に人がいない。
イルミネーションやれたらと、5年くらい前から考えています。」
とのこと。
ちなみにお休みの日は何をしているのか聞いてみると。
「休みはありません!」 と即答。
「野球は好きで、特に毎回の試合のデータをみるのが習慣になっています。
バスフィッシングも少しやるかな。あと、やっぱりお笑いが好きですね!」
野球に、お笑いに、ご当地タレントに、エンタメ要素満載の中村庵。
ぜひ芸人さんや川本さんに会いに行ってみてください!
Shop info/店舗情報
- 横浜中村庵
- 住所
- 神奈川県横浜市中区弁天通3-48
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